3月の祝日の診療時間は以下の通りです。
3/20(水) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は12:30まで、午後は18:30まで)
で診療しております。
お困りのことがあれば、電話でのご予約もしくはサイトからのご予約お待ちしております。
当日の急な歯のお痛みや外傷、歯石取り、クリーニング、定期検診などもご予約可能です。
3月の祝日の診療時間は以下の通りです。
3/20(水) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は12:30まで、午後は18:30まで)
で診療しております。
お困りのことがあれば、電話でのご予約もしくはサイトからのご予約お待ちしております。
当日の急な歯のお痛みや外傷、歯石取り、クリーニング、定期検診などもご予約可能です。
2月の祝日の診療時間は以下の通りです。
2/11(日) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は12:30まで、午後は18:30まで)
2/12(月) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は12:30まで、午後は18:30まで)
2/23(金) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は12:30まで、午後は18:30まで)
で診療しております。
お困りのことがあれば、電話でのご予約もしくはサイトからのご予約お待ちしております。
当日の急な歯のお痛みや外傷、歯石取り、クリーニング、定期検診などもご予約可能です。
日付: 2024年2月11日 カテゴリ:お知らせ
生まれつき歯の数が少ない
他の歯より小さい歯がある
このように言われたことのある方、ご自覚のある方はいらっしゃいませんか。
生まれつき歯の数が少ないことを先天性欠損、
通常よりも小さい歯のことを矮小歯と言います。
どちらも病気ではなく、形成異常の一種です。
ヒトの歯は通常28本(親知らずを含むと32本)あります。
永久歯の元となる歯胚が何らかの原因で作られないと先天性欠損歯が発生します。
約10人に一人は先天性欠損歯があるという報告もあります。
原因ははっきりと分かっていませんが、以下のような原因が考えられます。
・遺伝
・歯の発育期の栄養障害
・感染
・外傷
・放射線障害
・内分泌障害
・風疹の罹患
・母親の妊娠中の栄養障害や梅毒 など
・上下の親知らず
・上顎側切歯(上の前から2番目の歯)
・上下の第2小臼歯(前から5番目の歯)
・下顎中切歯(下の前から1番目の歯) など
・見た目の問題
・歯並びが崩れる
・顎関節に負担がかかり顎関節症になる など
先天性欠損を意図的に防ぐことはできません。
また、歯がないまま放置すると歯並びが崩れてしまうので、早期発見し早い段階で対策することが大切です。
先天性欠損歯がある場合、乳歯が生え変わらず大人になっても乳歯が残存していることが多いです。
乳歯は永久歯よりも虫歯になりやすかったり、虫歯が進行しやすいので、特に注意して歯科医院での定期検診が必要です。
その乳歯が抜けてしまった場合は、歯並びが崩れる前に抜けてしまったスペースを補う必要があります。
ブリッジ、入れ歯、インプラントなどで抜けたスペースを補う治療や、矯正治療で抜けたスペースを閉じて全体の歯並びを整える治療などがあります。
通常のサイズよりも小さい歯のことを矮小歯と呼びます。
先天性欠損歯同様、原因ははっきりと分かっていません。
・上顎側切歯(上の前から2番目の歯)
・上下の親知らず
・見た目の問題
・歯並びが崩れる
・顎関節に負担がかかり顎関節症になる など
矯正治療で隙間を閉じたり、被せ物を入れて歯の大きさを通常のサイズに治したりします。
先天性欠損歯も矮小歯も必ずしも治療は必要ありませんが、長い目で見るといくつかのリスク・問題点があります。
治療をしないにしても検診で定期的にみていった方が良いでしょう。
先天性欠損かも、矮小歯かもという方はぜひ一度、歯医者さんで相談してみてください。
日付: 2022年11月9日 カテゴリ:医院ブログ
11月の祝日の診療時間は以下の通りです。
11/3(木) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は13:00まで、午後は19:00まで)
11/23(水) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は13:00まで、午後は19:00まで)
で診療しております。
お困りのことがあれば、電話でのご予約もしくはサイトからのご予約お待ちしております。
当日の急な歯のお痛みや外傷、歯石取り、クリーニング、定期検診などもご予約可能です。
日付: 2022年10月20日 カテゴリ:お知らせ
整形外科で「骨が脆くなってきているので骨を強くするお薬を飲みましょう」と言われ、骨を強くするお薬(骨粗鬆症のお薬)を飲まれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
骨粗鬆症のお薬と歯科には実は深い関係があることをご存知ですか?
実は骨粗鬆症のお薬を飲まれている方、注射を打たれている方には顎骨壊死が生じる可能性があるのです。
「顎骨壊死」と言っても聞き馴染みのない言葉かと思います。
簡単に言うと、顎の骨が感染を起こして腐ってしまっている状態のことです。
骨粗鬆症のお薬による顎骨壊死は単独でも生じますが、抜歯などの外科処置を行うとさらに生じやすいとされています。
・抜歯後の痛みがなかなか治らない
・歯茎に白色または灰色の硬いものが出てきた
・歯茎、顎が腫れてきた
・下唇が痺れた感じがする
・歯がぐらついてきて自然に抜けた
さらに重症になると顎の骨が病的に骨折したり、皮膚から膿が漏出することもあります。
海外のある報告では、飲み薬では0.01~0.04%、骨粗鬆症のお薬の投与中に抜歯された症例では0.09~0.34%、注射タイプのお薬では0.88~1.15%、骨粗鬆症のお薬の投与中に抜歯された症例では6.67~9.1%の確率で顎骨壊死が生じたとされています。
顎骨壊死は細菌感染が引き金となって生じることが多いので、お口の中が不衛生だと顎骨壊死の発症リスクが上がります。
また、ステロイドを長期的に服用されている方、糖尿病の方など、易感染性の方も顎骨壊死の発症リスクが上がります。
含嗽、洗浄
長期間の抗菌剤投与
顎骨壊死の範囲が大きい場合、顎骨切除が必要になることも
顎骨壊死に一度なってしまうと完全に治癒することは困難で、症状の悪化を抑えるような保存的なアプローチしかないのが現状です。
なので、骨粗鬆症のお薬の投与を受ける前に、歯医者で治療すべき歯の治療を済ませる、
治療が終わった後も歯医者に定期検診に通う
など顎骨壊死の予防に努めることが非常に大切です。
口の中をなるべく清潔に保つために、骨粗鬆症のお薬を飲まれている方は毎日丁寧に歯磨きをしましょう。
また歯医者さんで定期的にクリーニングを受けられたり、虫歯や歯周病があれば治療をしておきましょう。
また、歯医者さんに行った時は必ず、骨粗鬆症のお薬を飲んでいること、注射を打っていることを伝えてくださいね。
骨粗鬆症のお薬は決して悪者ではなく、健康に長生きするためには必要なものです。
かかりつけの歯医者を見つけ、定期的に検診・クリーニングに通い、顎骨壊死を予防するようにしましょう。
日付: 2022年10月19日 カテゴリ:医院ブログ
歯科医院での治療に対して非常に強い恐怖心を持たれている方、いらっしゃいませんか?
「虫歯で歯が痛いけど歯医者が怖くて行けない」
という方も少なくありません。
また、嘔吐反射が強く、口の中を触られるとすぐオエッとなってしまうため、歯医者が苦手な方もいらっしゃいます。
歯科治療に対して強い恐怖心を持たれている方、嘔吐反射が強く歯科治療を受けるのが困難・苦痛な方、そんな方達にとってお勧めなのが静脈内鎮静法です。
静脈内鎮静法という麻酔の方法があります。
まず腕の血管(静脈)に点滴をとり、そこから麻酔薬を体内に注入します。
当院ではミダゾラムという薬剤を鎮静剤として用いています。
麻酔薬が効いてくると意識レベルが少し下がり、眠たいような状態となります。
その結果、恐怖心が和らぎ、比較的楽に治療を受けることができます。
また、嘔吐反射も弱まるので、オエッとなりにくくなり比較的楽に治療を受けることができます。
眠ってしまう方もいますが意識が完全に無くなることはなく、こちらが呼びかければ応答できる程度に鎮静レベルを調整します。
また、当院で用いているミダゾラムという薬剤には健忘効果があります。
治療中意識があったり会話をしていても、治療後には術中のことを覚えていない方もいらっしゃいます。
治療の嫌な記憶が残らないのも静脈内鎮静法の利点の一つです。
2016年度発表の消化器内視鏡学会による全国調査では、鎮静剤投与による偶発症発生率は0.0013%(約8万分の一)、死亡率は0.000023%(約430万分の一)と報告されており、比較的安全性の高い麻酔方法だということがお分かりいただけるかと思います。
鎮静が深くなり過ぎていないか、お体に異変は起きていないかなどを常に確認しながら処置を行います。
そのために血圧計とパルスオキシメータという装置を装着させていただき、
・血圧
・脈拍数
・spO2(経皮的動脈血酸素飽和度)
を常にモニタリングしながら歯科治療を行います。
・鎮静剤の効果には個人差があり、鎮静剤を使用しても「意識があった」や「辛かった」ということが稀にあります。
・覚醒遅延(なかなか目が覚めない)が稀にあります。
鎮静が深い方に対しては治療後にはアネキセートという薬剤を使用します。アネキセートはミダゾラムに拮抗する作用を持つので深い鎮静から覚醒させることができます。
・目が覚めた後も薬の影響が残ることがあり、眠気やふらつきが生じることがあるので、治療後はしばらくクリニックで休んでいただきます。
・当日は、自動車やバイク、自転車などの運転はできません。
また、危険を伴う仕事や重要な判断を伴う仕事もお控えください。
・マニキュアを塗っていたり付け爪をしていると体内モニタリングの機械がうまく測定できません。
マニキュアや付け爪は剥がしてください。
今まで歯医者が苦手だった方が、静脈内鎮静法を併用することで歯科治療をストレスなく受けられるなんて素敵ですよね。
保険が適応される場合もありますので、気になる方はぜひお気軽にご相談ください。
日付: 2022年10月14日 カテゴリ:医院ブログ
10月の祝日の診療時間は以下の通りです。
10/10(月) 10:00~13:30、14:30~19:30(最終受付は午前は13:00まで、午後は19:00まで)
で診療しております。
お困りのことがあれば、電話でのご予約もしくはサイトからのご予約お待ちしております。
当日の急な歯のお痛みや外傷、歯石取り、クリーニング、定期検診などもご予約可能です。
日付: 2022年9月26日 カテゴリ:お知らせ
台風接近に伴いアクロスモール春日が本日9/18(日)17時〜9/19(月)12時まで全館休館となりました。
それに伴いまして、アクロスモール春日歯科も
9/18(日)10:00〜17:00まで診療
9/19(月)14:30〜19:45まで診療
とさせていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、よろしくお願いいたします。
日付: 2022年9月18日 カテゴリ:Uncategorized
歯医者で虫歯だと言われたが、痛みを感じたことはない。
痛くないから虫歯じゃないんじゃ?
痛くないのに治療する必要はあるの?
このような場面を経験した方はいらっしゃいませんか?
実際、当院に来られた患者さんに虫歯があることをお伝えした際、
「痛くないから気付かなかった」
と驚かれる方が多くいらっしゃいます。
痛みがないのに虫歯になっていることは珍しいことではありません。
今回は、痛みがないのに虫歯になっている原因等についてご紹介していきます。
痛みがないのに虫歯になっている場合、次のようなケースが考えられます。
歯の表層を覆うエナメル質には神経が通っていません。
なので、エナメル質に限局した初期の虫歯では痛みを感じることはありません。
虫歯が神経にまで到達すると多くの方が激痛を感じますが、それを耐え切り神経が完全に死んでしまうと痛みを感じなくなることがあります。
「痛みがなくなったのでもう大丈夫、治ったのかしら。」とお考えの方がいらっしゃいますがそれは大きな間違いです。
ある程度以上進行した虫歯が治療せずに自然に治ることはありません。
以前根っこの治療をしている歯では神経がありませんので、その歯に再び虫歯(二次う蝕)ができたとしても痛みを感じません。
当院のブログでも定期検診の重要性をいつもお伝えしていますが、何も症状がないにも関わらず検診を希望され当院に来られる方の数は、痛みを訴え当院に来られる方の数より少ないのが現状です。
やはり、痛みがないにも関わらず検診で歯医者に行く、という習慣がない方がまだまだたくさんいる、というのが日本の現状なのでしょう。
痛みを感じて初めて歯医者に行く、という方が大半なのかもしれません。
痛みがあることで歯医者に行くきっかけができ、早めの段階で虫歯の治療をしたり、他の虫歯を発見したりすることができます。
しかし、痛みなく虫歯が進行してしまっている場合、虫歯の発見に遅れその結果、異変に気付いた時には虫歯の進行が大きくその歯を残せない、、!!なんてこともあり得ます。
痛い、痛くないというのは虫歯の目安の一つに過ぎません。
痛くないから大丈夫などと思わず、定期検診に通っていただく重要性をご理解いただければ幸いです。
日付: 2022年9月17日 カテゴリ:医院ブログ
「他の歯医者に行ったら、この歯はもうダメだから抜いてインプラントにしましょうと言われました。」
当院にお越しになる患者さんからよく聞く言葉です。
その歯がなぜ残せないのか、について詳しく説明されずに歯を抜かれてしまうなんてこともあります。
当院はご自身の歯をより長く使っていくために、抜歯をせずにできる限り歯を残す治療も行っております。
重度の虫歯によって歯の大部分が失われたり、歯が折れてしまったことによって、歯の根っこの部分が歯茎の中に埋もれ込んでしまうことがあります。
歯が歯茎の中に埋もれ込んでしまうと型取りの精度が落ちてしまい、段差や隙間がある精度が低い詰め物や被せ物が出来上がります。
このような精度が低い修復物は再び虫歯や歯周病となってしまいます。
また、歯茎の中に詰め物や被せ物が入り込むことになるので、歯茎に炎症が起こります
慢性的に歯茎がチクチク痛んだり出血が続く、といった症状が出ます。
このように歯が歯茎の中に埋もれ込んでしまうと、精度が高く歯の持ちが良くなるような治療は困難です。
できる限りご自身の歯を長く使っていくためには、歯を歯茎の上に出してあげる必要があります。
歯を歯茎の上に引き上げることで、精度が高い詰め物や被せ物を作ることが可能となります。
また歯茎に炎症を残すことなく、ご自身の歯を長く使っていくことができます。
写真のように両隣の歯にワイヤーをかけ、引っ張り上げる歯にフックをつけます。
ワイヤーにゴムをかけて、ゴムの力を用いて歯を引き上げるというものです。
1ヶ月に1回程度ゴム交換を行いながら、必要十分な歯の高さを得られたら後戻りを防止するために固定を行います。
歯を引き上げる期間は個人差がありますが、最低でも2〜3ヶ月の期間を要します。
ゴムをつけたり交換した直後の1〜2日は歯に力がかかるため、軽い圧迫感がありますが、それ以降は痛みはほとんどありません。
引き上げている間は仮歯をつけるので、見た目を大きく損なうということはありません。
①被せ物や詰め物の精度が上がる
歯を歯茎の上に引き上げることで、綺麗に型取りをすることが可能となります。
段差もなく隙間もない精度が高い修復物を作製することが可能です。
②健康的な歯茎を保てる
詰め物や被せ物が歯茎の中に入ると、身体は異物と認識をして炎症が起こります。
歯茎がチクチク痛んだり、慢性的に出血を起こしてしまいます。
歯を引き上げることで、炎症を防ぐことができ、健康的な歯茎を保つことが可能です。
③被せ物が取れにくくなる
歯を歯茎よりも上に引き上げることによって、被せ物がしっかりと歯を掴むことができるようになり、結果として被せ物が取れにくくなります。
また、歯が歯茎に埋もれてしまっている場合、歯の土台は金属製のものを用いないといけません。
ただ、金属製の土台は歯よりも硬いために歯が割れてしまうケースがあります。
歯を歯茎よりも引き上げることで、歯の弾力と同じくらいの素材で土台を立てることができるため、歯が割れにくくなります。
④見た目をより綺麗に仕上げることができる
前歯が歯茎の中に埋もれてしまった状態で、無理やり被せ物を作っていくと、歯茎に腫れぼったい感じが残り綺麗な仕上がりを望むことができません。
エクストリュージョンにより歯を引き上げることで、被せ物の精度と歯茎の状態の両方が改善します。
エクストリュージョンを行うことでご自身の歯をできる限り長く使っていくことが可能です。
しかし、部位や状態によっては困難な場合があります。
他院で抜歯と言われていても歯が残せる可能性は十分にあります。
できる限り歯を抜きたくないという方はぜひお気軽にご相談ください。
日付: 2022年9月12日 カテゴリ:医院ブログ