お子さんの毎日の歯磨き。
特に幼いお子さんがいらっしゃるご家庭では、試行錯誤しながら毎日奮闘されていらっしゃるのではないでしょうか?
当院の患者さんからも仕上げ磨きに関するご質問をよくいただきます。
「仕上げ磨きって毎回しないといけないの?」
「娘がなかなか口を開けてくれない・・・」
そのような中でも
「仕上げ磨きはいつまでしたらいいの?」といったご質問や、
私たちが「〇歳までお願いします!」とお伝えすると、非常に驚かれる親御さんが多いと感じます。
明確な決まりはありませんが、12歳ごろ(小学校卒業)までをお勧めしています。
それはなぜか。答えの理由は大きく分けて2つあります。
①歯の生え変わりの時期は虫歯になりやすい!
5歳~12歳ごろまでの間に乳歯が抜け永久歯が生えてきます。
生えたての歯はほかの歯に比べて背が低く磨きにくいこと、またエナメル質や象牙質が柔らかく簡単に虫歯になってしまうことからいつも以上に管理が必要な状態です。
大人の方でもご自身で完璧に磨くのは難しいので、このような環境下でお子さんが磨くとなるとなおさらです。
②指先の機能の発達がおおむね完了するのが12歳ごろ!
親御さんや歯医者さんから磨き方を教わって理解していたといても、お子さんが実際に歯ブラシを細かく動かしたり歯ブラシの毛先を当てたいところに当てたりすることはなかなか難しいものです。
磨いたつもりでも歯垢が残ってしまうことが多々あります。
このような理由から私たちは12歳ごろまでは仕上げ磨きをしていただくように親御さんにお願いしております。
お子さんが一生涯使う大切な歯を虫歯から守るためにもぜひ仕上げ磨きをしていきましょう!
仕上げ磨きの方法など、何かお困りのことがございましたらお気軽にスタッフまでお声掛けください。